【アメリカ留学裏話】単位が足りなくても4年生大学に編入する方法。

STUDY
達磨
達磨

夢を持って
アメリカにスポーツ留学する人へ。

言語の違う世界では、
無知がバカを見る世界です。

少しでも、役に立っていただけると幸いです。

作者の達磨は、
無知でアメリカに飛び出したので
多くのことを身をもって経験し、
いくつもの可能性があったことを
後で知りました。

エージェント?
名前だけの詐欺師を訴えてやろうかと
何度も考えましたが、
無知な自分が悪いと考え、
有料で発信しているような情報を
どんどん無料で更新していきます。

そこで、今回は
いくつか編入を考えている人に向けて
要点をまとめました。

この記事を読む前に。

留学生がまずぶち当たる壁。”ESL”
ESLは International の student が
「アメリカ人と一緒にクラスを取っても
いい成績が取れるように、
英語の勉強をしましょう」ってクラス。

スポーツでアメリカ留学する人が増えている現在、
言語の違いで苦しむ人を知っています。

僕もその一人でした。
4年生大学の人からオファーをもらっても
成績表を見せたら音沙汰なし。

その理由はESLを取らされたから。
ESLを取る以外の選択肢はないと思っていたから。

結論から言うと、
ESLを取らなくても大学の単位は取れる。
取れる方法がある。

さらに、ESLだけでも
編入することはできるし、
エージェントなんか編入には必要ないと
自分が証明しました。

今回は、ESLしか単位が取れそうじゃない人が
4年生大学に編入する方法を紹介します。

これも、エージェントは教えてくれない。

教えてくれないのか、
エージェントがただ無知なのかは知らないけどね。

編入するときに単位がない、足りない。

ESLの闇という記事を書いています。
そちらに、ESLがなぜ無駄なのかを書いているので
読んでいただけると
これから留学を考えている人は
ESLをすぐにでも終わらせるべきと理解でき、

今ESLを取っている人は、
Advisor と話すなどの処置がなぜ必要なのかわかると思います。

ESLだけでも4年生大学編入する方法。

まず、これだけは知っておいてほしい。

アメリカの大学は文武両道が絶対。

達磨
達磨

アメリカの大学では、どんなにいい選手でも
大学で赤点を取れば、奨学金がもらえなかったり、
スポーツができないことがめちゃめちゃある話。

アメリカでスポーツをするのに必要な単位数。

1年生はもちろん0単位でもスポーツができます。
2年生は少なくとも、24単位が必要。
3年生だと、48単位。
4年生だと、72単位。(NAIA)
※NCAAだと4年生の時点で、96単位必要。

なので、ESLで2年間スポーツをすると、
どこの大学も取ってくれない。
2年生大学の場合は大丈夫なのですが、、、

4年生大学からオファーがあってもいけない。

ESLは大学の単位に計算されないので、
3年生の時点で、0単位な訳です。

大学側からすれば、
スポーツできない選手を取らないってわけです。

声がかかっても、
成績表を送ると、連絡が返ってこないなんては
当たり前の話。

ESLだけでも4年生大学に編入する詳細。

方法は2つ。

  1. 2年生大学にもう一年残って単位を取る。(少なくとも48単位はとる)
  2. NAIAに編入する。(同じ州限定の可能性が高い)

2は実際に僕がした方法。
でも、この方法は本当に
自分を追い込まないといけない。

言ってしまうと、
4年生大学を3年で卒業する方法です。

この話をする前に、
アメリカの大学でのスポーツの仕組みを
理解しないといけない。

順を追って説明する。

アメリカの大学でスポーツできる期間。

年齢に制限はない。
なので、35歳とかでも、
一緒にスポーツする可能性がある。

実際、僕も一緒にスポーツをした。

でも、一度プロになってしまうと、
二度と大学ではサッカーができない。

達磨
達磨

とても簡単に説明すると、
大学でスポーツできる期間は
「プロになるまで」か「4年間」と
厳しい審査があります。

ESLに2年間費やす。

2年生大学で、ESLを2年間取ったとします。

この時点で、スポーツは4年間のうち、
2年間しているので

残された期間は、2年間ってことになります。

4年生大学に編入する場合、
大学側は、自分がスポーツができる期間は
残り2年間で、
すでに2年間勉学と一緒にやってきた。
と考えます。

達磨
達磨

アメリカでは、スポーツをしながら大学に行く人のことを
Student Athlete” と呼び、
文武両道してます。っていう呼び方をします。

なので、編入する際に、その生徒は
3年生として入学することになります。

編入する際は、プレーできる年代にふさわしい単位が必要。
残り2年間プレーできるなら、3年生としての単位が必須。

同じ州の4年生大学との交渉。

同じ州の大学だと、
ESLのクラスでも編入することができる可能性がある。

幸い、自分達の2年生大学は
全国で3位になるほどの強豪だ。

アメリカの最高峰の大学群 NCAA D1 からも
いくつかのオファーをもらったが、
どの大学も、僕の成績表を見て
連絡が返ってこなかった。

しかし、NAIAの大学は少し規制が緩い。
編入時に、3年生として編入するが
編入した時は、スポーツができる。

でも、その次の年は4年生になるので、
72単位が必要になる。

“Redshirts” をうまく活用する。

アメリカでは怪我などをして
プレーができないが、
奨学金をもらいながら、
単位を取ることができる仕組み”Redshirt”がある。

編入した時は、Freshman(1年生)として
スポーツができるが、
その次の年には、Senior (4年生)としての
単位がプレーするには必要。

なので、4年生の時に、Redshirts を使って、
単位を稼いで、
5年生にあたる年に、
スポーツをしながら卒業することができる。

“Redshirts”についての説明。

Redshirtsは 単位が足りない時などにも
使うことができます。

単位が足りている状態で、
怪我もしてない状態だと
redshirts は使うことができません。

怪我の場合も、
医者のサインが必要になるので、
自己申請ではできません。