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デュースになってからも、点の取り合いが続く。。どちらも疲労が見えてきてるなか、烏野がリードを守りながら点の取り合いが続いた。そして及川のサーブの番がきた。及川は頭の中で白鳥沢と試合して勝てなかった時のことを思い出していた。

青葉城西とのfinal match。届きそうで届かない。。一人一人の力の差はない。でも、チームで見た時に出る実力の差が点数に出ていた。。４点差をつけられた烏野はすでに２回のタイムブレイクを使っているのでもう流れを切ることができない。

影山が相手を見るように、菅原の声かけによって味方にも気を配るようになった影山。一人ひとり違う特徴があるように、今日の調子や相手の動きを見ているのは影山だけではないと気がついたからだ。

青葉城西との試合が続く。流れが完全に青葉城西で烏野はすでに２回のタイムブレークをしている状態なので流れを変えるために監督は思い切って影山を交代させて、菅原を投入。

青葉城西との試合が動く。及川の最初のサーブは烏野のリベロ「西谷夕」の所へ飛んでいく。狙いはリベロがミスをすれば烏野のモチベーションが一気に下がるからだ。西谷はしっかりとあげる。烏野が４点を取った時に及川はタイムブレイクを取った。

青葉城西との試合が始まる。相手の正セッター「及川徹」が初めから試合に出て烏野と戦うのは今回が初めてだ。青葉城西はこの前やった時に烏野が勝った相手とは全くの別のチームになっていた。及川は戦闘モード。

相手のブロッカーは日向の動きに慣れてきていた。それでも日向が前線にいるときは変人速攻の攻撃もあるので相手のブロックが分散して烏野は点が取れていた。