アメリカにサッカー留学しに来て
サッカーができなくなりました。
Redshirts を使って、
サッカーの練習をして、
奨学金ももらいながら
クラスを取りました。
Redshirt『レッドシャツ』ってなに??
決して、
赤いシャツを着て練習するわけではないよ。
Redshirts 『レッドシャツ』の説明。
簡単に言えば、奨学金やクラスを取りながら、
スポーツをしない期間のこと。
使える人と使えない人がいます。
“Redshirts”『レッドシャツ』はいつ使うの??
使いたくて使えるものではない。
Redshirtsは、サッカーをする資格、(eligible)があるけど
サッカーができないほどの怪我をしたり、
単位が足りない場合などに使うことになります。
もう少し詳しく説明します。
【Redshirtsを使うパターン】怪我をした。
例えば、奨学金をもらっているとします。
でも、スポーツが今年はできないと医者から判断された場合、
4年間スポーツできるうちの1年間をredshirtsとして
奨学金やクラスは普通に取るけど、
スポーツはしない(できない)っていうことができます。
この場合は、医者のサインが必須です。
【Redshirtsを使うパターン】単位が足りない。
1〜4年生でスポーツをするために必須な単位数が違います。
- 1年生はもちろん0単位でもスポーツができます。
- 2年生は少なくとも、24単位が必要。
- 3年生だと、48単位。
- 4年生だと、72単位。(NAIA)
※NCAAだと4年生の時点で、96単位必要。
ESLの闇でも説明していますが、
留学生の中では、
ESLだけしか取れずに
違う大学に編入するパターンがあります。
→ 僕はこれでした。
違う大学に編入するとき、
僕の残りのサッカーができる期間が2年。
なので、編入するときには
3年生としての単位、48が必要になります。
でも、僕はFreshmanとして編入し、
その年はサッカーをしました。
でも、その次の年には、
4年生としての最低単位、72が必要でした。
実際にRedshirtsを使った実例。
サッカーをしながら英語も学べる。
最初のアメリカ留学のイメージは
めちゃアバウトだった。
・アメリカで英語を勉強しながらサッカーができる
・アメリカに行けば英語が話せるようになる
実際は、、
そんなに甘くはないのが現実だよね(笑)
今、自分はサッカーをしていない。
いや、サッカーをできない。
なぜなら、単位が足りない。
前の記事でも説明しましたが、
ESLは大学の単位に加算されない。
大学三年としてプレイするには最低48 credits, 2.0GPA以上が必要になります。
大学四年なら最低72credits, 2.0 GPA以上になります。
大学サッカー中に、
GPAが足りないとか、
Creditが足りないとかで
“スポーツが出来ず、勉強するしかない期間”
になることがあります。
それを “Redshirt”と言います。
“Redshirts”は万能ではない。
つい最近まで、
redshirtは何度でも必要なら
できると思ってましたが、
そこまで便利なものではないことが判明。
Redshirtは一度しかできない
留学生は学生VISAでアメリカに入っている。
→VISAの学生は1semesterで12単位以上取らないといけない。
Full timeの学生が
スポーツをできるのが4年間
(1semesterで12単位取る学生をFull timeという) 。
Redshirtは留学生にはありがたい制度だ。
最初の一年目に使って、
めちゃめちゃ英語を勉強するのもありだと思った。
しかし、そういう使い方はできない。
実際に単位やGPAが足りないか、
怪我をしたっていう医師のサインがないとできない。
単位が足りなくてスポーツができなかった学生が実際にした例
作者の場合。
- 1、2年生と短大で2年間サッカーをしながら、ほぼESLだけしかできなかった。(単位0)
- NCAA四年生大学に編入するための単位が足りない。
- 同じ州のNAIAの大学ならESLの単位を編入時は使えた。
- でも編入後、ESLのクラスは卒業用の単位としては数えられない(実質0単位)
- 編入したすぐの年はサッカーができた(アメリカの大学3年目としてプレー)
- 編入2年目の現在、サッカーは練習だけで勉強に専念し単位を稼ぐ ← redshirt
- 来年は、サッカーをしながらも卒業のために勉強が続く。
この場合、3年間で4年生大学を卒業することになる。英語の自信がない動向ではなく、勉強の量が増える。1セメスターで6クラス取るのは当たり前。
夏にも、家にこもってクラスを取りまくった。
友達の場合
- 短大でサッカーをしながらESL(2年間)
- その短大で単位を稼いで、四年生大学に移った。← redshirts
- なのに、州が違ったためESLの単位が認められず、結果、編入が認められなかった。
- また、短大に戻るしかない状況になった。
- 短大ではサッカーをすることができない(短大では2年間のみプレーが可能)
- ただ、短大で英語を学び卒業することになる。
アメリカでスポーツをしながら英語も勉強したいなら、
常に先を見据えて行動しないと行けない。
誰も何も教えてくれない。
どのクラスを取ってもいいわけではないし、
クラスの時間によっては
取りたいクラス同士が重なってるということもある。
次回は、自分が気をつけていること(クラスを取る時)について書きたいと思います。