物語 第36話 達磨の冒険『導きの書』メキシコpartyに行く

導きの書
達磨の冒険、導きの書とは。

主人公達磨が、アメリカ、アリゾナ州で英語力0からサッカー留学。

その全てをこの達磨の冒険でRPGゲームの様に紹介中。
達磨のステータスが上がったり、ゲームでは考えられないがステータスが下がったりする。
だって、人間だもの。

導きの書はシーズン4です。

まだ、最初の方見てないよって人は↓
シーズン1、(達磨の冒険、始まりの書)
シーズン2、(達磨の冒険、順応編)
シーズン3、(達磨の冒険、進化編)

達磨がアリゾナに来てから、4ヶ月が経とうとしている。
いまだに、達磨は英語がほとんど聞き取れない。

英語が喋れないと、聴けないと生きていけないという状況にいても、
成長するスピードは人それぞれだと、身をもって知った。。。
まぁ、そんなことは周りの人は誰も知らない。

ESLも必殺飛級によって、一番下のクラスレベル60から、70を飛ばしてレベル80だ。
周りには、メキシコ以外の国の人も増えてきた。(0が3人になった。)
そんないつもと変わらない日々を過ごしていると、
ESL80 readingのクラスで、グループで話し合えと先生から言われた。
達磨は、近くにいた3人(2人はメキシコ人(1- 女子, 1- 男子)、もう一人はウクライナ人(女子))
その3人はどうも、前の70のクラスでも同じだったらしく、よく喋っている。

なんと、スペイン語で。

日本人でアリゾナにいるのが珍しいのか、向こうから結構グイグイ来られてすぐに友達になった。
まぁ、別に驚きはしない。ここ最近、英語よりもスペイン語の方が聞いてる気がしていたからだ。
そして、その日はメキシコ人の男子の誕生日らしい。

達磨
達磨

誕生日Party。。。まぁ、そういうやつ、行ったことないし行ってみるか。

その日の夜、家までお迎えがきた。まぁ、普通に車で迎えにきてくれただけだが。
そして、クラスメイトの男の子と一緒にその子の家まで行った。

そこには8人いた。そのうちの4人は知らない。
アメリカでは普通なのだろうか?
そういうところで知り合いが増えていくのだろうか。。。

それにしても、そのpartyには。。。 英語がない。
全員スペイン語。
全く面白くない。
未成年だからお酒は飲めないし
話し相手がいないし。。。

人生初のpartyは苦い思い出となった。

達磨のステータス

英語 ー 36 → 37
スペイン語は意外と聞き取れる。でも、聞き取れた言葉の意味はわからない。
サッカー ー 30 → 31
毎朝、散歩はじめました。

※partyと言っていいのかわからないほど、規模は小さいし何言ってるかわからないpartyは今思えば面白い。でも、もう二度と行きたくない。

それに、達磨は車を持っていないから帰りたいときに帰れない。
これがまぁ、辛い。