始まりの書|06
前回、Jamesという
とても優しいルームメイトにより
達磨はクラスに行くことができるようになった。
そして授業初日、
Jamesは8:00のクラスに行くため
7:30に起きてクラスまで送ってくれた。
夏休みに来た全く言葉の通じないガキに
朝早くに起こされて、
クラスまで送ってくれと言われる。
何も嫌な顔せずに
送ってくれた。
そして、
クラスに着いたのは7:45。
初日やし、もうみんなおるんちゃう。。。
誰もおらんやん。
この日から達磨は
アメリカの時間感覚に慣れていくのだった。
アメリカのクラスに5分前に着くと早すぎる。。。
基本的に5分前につけばOKと教えてもらった。
先生も時間どうりにくることもあるけど、
普通に遅れてくることもあるとのこと。
そして緊張のESLのクラスがスタート。
達磨はいまだに
アメリカ人の単語一つ聞き取れない。
ESLって英語を教えてくれるんやろ?
だからなんとかなるやろ。
今考えてみればおかしな話。
英語を習うのに英語を使うわけだから、
多少わからないと教えてもらってることが
わからないよね笑。
ESLクラス初日。
達磨は全く英語が話せない。
名前を聞かれても
『名前を聞いているかどうか聞き取れない』
その時は、
どうせ夏に英語の勉強するから
よくなると思っていた。
アメリカの夏でのクラスは
ESLという英語の勉強をするクラス。
クラスメンバーは6人。
達磨以外全員スペイン人だった。
そしてクラスが始まった。
先生はもちろん英語を話す。
はい、この問題についてDiscussion して!
そして、discussion の時、
周りは止まらぬスピードで
英語やスペイン語を使って話し始めた。
スペイン語は少しだけ
英語に似ている単語もあるので
「いかにも英語ですよ〜」みたいな顔して
スペイン語を話しかけてきた。
『英語を話すことができる』
どうこう関係なく、
『話すことを試みる』っていう
大切さを知った。
達磨のステータス
- 英語 1
- サッカー 10
達磨の心情
- 英語を学ぶのに英語が必要だと今気付いた。
皆んな、めちゃめちゃ英語喋れるやん。。。。
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